刀装具

雪持柑子図揃金具 戸張富久
Soroikanagu design of Orange in the Snow
Signed by Tobari Tomihisa

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Tousougu

雪持柑子図揃金具  戸張富久Soroikanagu design of  Orange in the SnowSigned by Tobari Tomihisa
  • NO.B187
  • 銘文:戸張富久
  • sign:Tobari Tomihisa
  • 時代:江戸時代 (18世紀)
  • 価格:¥2,200,000

江戸時代、後藤家の門下として活躍した戸張富久作揃金具の特別保存刀装具指定作品。
戸張派の富久は後藤宗家13代光孝門下の実力者で、はじめ師の下彫に従事していたが、後に後藤家をはなれて独立開業し、生まれ故郷の雑司ヶ谷にて腕をふるったという。その作風は師風の後藤流を継いだ実直な物であり、赤銅魚子地に高彫の格調高い優品を多く残している。
本作は赤銅魚子地に高彫、象嵌色絵で雪を被った柑子を描いた揃金具で、後藤家に学んだ富久らしい格調高い作品に仕上げられている。鐔、縁頭、目貫に銘が刻まれており、仔細に見ると小柄、笄の魚子地は他より古く、古い後藤の二所に富久が鐔、縁頭、目貫を彫り足して揃い金具を製作したことがわかる。遠目には全く同作に見える完成度を見るに、富久が後藤家の技法を完全に継承し、本家に違わぬ高い技量を保持していた事を示している。なお本作には阿弥屋惣右の箱書があり、同氏は無銘の作を後藤寿乗光理の作と鑑定している。

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