刀剣

尾崎長門守藤原助隆 享和三年八月日
Ozaki Nagatonokami Suketaka A.D.1803

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K]Juyo Token No.14

尾崎長門守藤原助隆 享和三年八月日Ozaki Nagatonokami Suketaka A.D.1803
  • No.814
  • 銘文:尾崎長門守藤原助隆 享和三年八月日
  • Sign:Ozaki Nagatonokami Suketaka A.D.1803
  • 種別:刀
  • 寸法:2尺3寸5分(71.0cm)反り 1.8cm 元幅 3.1cm 先幅 2.4cm 元重0.6cm
  • 時代:江戸後期ー摂津国(大阪府)
  • 価格:¥5,500,000

江戸時代後期に摂津国で活躍した刀工、尾崎助隆の重要刀剣指定作品。
尾崎助隆は、本国は播州で、黒田鷹諶ので弟子であり、寛政十年に長門守を受領し、文化二年(1805)、53歳で歿した。その作風は大阪新刀の巨匠、越前守助広に私淑して見事な濤欄刃の出来が多く、地がねもよく精錬されていて上手である。
本作は享和三年、助隆が51歳にて作刀した晩年作で、身幅広く、重ね厚く、中鋒の大きく伸びた堂々たる体配に、鍛えは小板目肌がよくつみ、地沸が厚く、地景細やかに入り、刃文は元を長く焼出し、匂口の深い大模様な濤瀾乱れを華やかに焼くなど同工の典型的な作風を示した傑作である。同作の重要刀剣指定品は現在僅か四振りを数えるのみであるが、本作は同作最初の指定品であり、かつ最晩年紀を有する作品である。晩年に至り円熟の域に達した同作の技量が私淑した津田越前守助広に迫った事を示した優品である。

 

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