新刀

栗原信秀
Kurihara Nobuhide

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

栗原信秀Kurihara Nobuhide
  • NO.588
  • 銘文:信秀 文久二年八月日
  • Sign:Nobuhide A.D.1863
  • 種別:拵付短刀 Tanto and Mounting
  • 寸法:8寸5分(25.6cm)反り0.0cm 元幅 2.8cm 元重0.6cm
  • 時代:江戸時代後期ー武蔵国(東京都)
  • 価格:御売約 Sold Out


江戸の清麿一門中、第一の高弟と名高い栗原信秀の作品。
栗原信秀は文化12年(1815年)、越後国に生まれ、嘉永3年江戸に出て清麿門に入り刀鍛冶となった。慶応元年に筑前守を受領、同3年まで大阪に滞在し作刀を行っている。その技量は清麿一門中最も卓越しており、師清麿に迫る出来映えを示すと評価されている名工である。 本作は身幅の広い堂々とした大配に、地鉄は小板目肌よくつみ、地沸細かに良く入り、刃文、互の目乱れ、所々角がかり、足長く入り、所々に強く金筋・砂流しがかかり、帽子乱れ込んで先尖って深く返っている。同作の短刀における典型的な作風をしめした優品である。付帯する拵も変り塗の鞘に銀地の揃い金具を用いた上手の時代拵である。

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