刀装具

雲形透日足鑢鐔 無銘 彦三
Hikozo Tsuba design of cloud

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀装具[N.B.T.H.K]Juyo Tousougu No.55

雲形透日足鑢鐔 無銘 彦三Hikozo Tsuba design of cloud
  • NO.B276
  • 銘:無銘 彦三
  • 時代:江戸時代(17世紀)
  • 法量:縦:77mm 横:76.5mm 厚:4.8mm
  • 価格:¥7,700,000
  • 刀剣金工名作集肥後金工所載

肥後の平田家は、正阿弥系であるが、此の派の祖、初代彦三は京で細川三斉に仕え、同家の移封に伴って熊本に下向し、寛永十二年同地で没している。その門下からは、志水甚五(甥)、西垣勘四郎が輩出し、尾張系の林又七と共に肥後金工の四大流派を形成した。技術的には正阿弥の伝統を多く継承し、素材には鉄地もあるが、山銅・真鍮・赤銅などの色金が多く、象嵌はもとより阿弥陀鑢や翁鑢を施すなどして、雅趣溢れる装飾性を加えている。本作は、丸形に、雲形造をはす向かいに配し、素材・手法共に同工特有の作柄を遺憾なく表した一作である。漆が馴染んでより深い味わいを醸し出し、陰透の配置も絶妙な位置におかれ、また日足鑢がこの全体の雰囲気に力強さを加え、彦三独特の世界が形成された味わいのある作品である。 










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