新刀

肥後同田貫宗広
Higo doutanuki Munehiro

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣[N.B.T.H.K]Hozon Token

肥後同田貫宗広Higo doutanuki Munehiro
  • NO.591
  • 銘文:肥後同田貫宗広 天保十年九月日
  • Sign:Higo doutanuki Munehiro A.D.1839
  • 種別:拵付刀 Katana and Mounting
  • 寸法:2尺0寸8分(63.0cm)反り2.1cm 元幅 3.0cm 先幅 2.1cm元重0.7cm
  • 時代:江戸時代後期ー肥後国(熊本県)
  • 価格:御売約 Sold Out


九州肥後の同田貫一派は室町の末頃、菊池に起こり新刀期に及んでいる刀工群である。この派の刀工は上野介、左馬介、兵部、又八、国勝、正国、その他数名が知られている。一派の作柄は概ね無骨な姿に匂口が締り、叢沸がついた乱刃を焼き、その鋭利さをもって賞賛されている。本作は弘化(1844年)頃同国で活躍したと伝えられる同田貫盛広の作品で、鎬造、庵棟、反り浅く、中鋒伸びごころで豪壮な体配をしめし、刃文、直刃調に足、葉の働きがよく入り、地鉄、板目流れて柾がかり、肌立ちながら良く鍛えられており、同工の特色を良く表した作風を示している。

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