刀剣界ニュース

刀剣商リレー訪問 瀬下 明さん・昌彦さん 銀座店は三代目が任された

丸英美術刀剣店(栃木県小山市・代表瀬下明氏)が八月八日、銀座丸英を開設しました。
 
創業から五十五年を経て、東京や関西の顧客から東京出店の要望もあり、銀座への出店を実現させました。顧客と信頼関係を築いて長い付き合いができる、信用第一をモットーにする店です。
 
立地は銀座七丁目のビル一階。JR新橋駅や地下鉄東銀座駅から徒歩五〜七分の好ロケーション。競争率二十倍のテナント選考があったそうです。
 
店内には刀剣十余振に刀装具や兜・面頬など多数をセンス良く陳列、銀座のニーズに合わせた品揃えを試みていくとのことです。
 
今回、銀座丸英を任される子息の昌彦さんは、公益財団法人日本美術刀剣保存協会に三年半勤めた後、平成十八年から丸英美術刀剣で経験を積んできたバイタリティーあふれる三代目。「丸英が築いてきた信頼を守って、新しいお客さまとの出会いを大切にしていきます。刀に興味を持つ人が気軽に入ることができる雰囲気の良い店にしたいですね」と抱負を語ってくれました。
 
今年三月、宇都宮線と東海道線が相互直通運転になり、地元駅から新橋駅まで乗り換えなしの一本となりました。在来線でも一時間半、新幹線利用なら四十五分は十分通える距離。追い風が吹く銀座丸英の開店です。皆さまお気軽にお訪ねください。
(松本義行)

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