刀剣

備州之住長船十郎左衛門藤原春光作
天正二二年八月吉日
Bishu no jyu Osafune Jyurouzaemon Fujiwara Harumitsu A.D.1576

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣[N.B.T.H.K]Hozon Token

備州之住長船十郎左衛門藤原春光作 天正二二年八月吉日Bishu no jyu Osafune Jyurouzaemon Fujiwara Harumitsu A.D.1576
  • No.A202
  • 銘文:備州之住長船十郎左衛門藤原春光作 天正二二年八月吉日
  • Sign:Bishu no Jyu Osafune Jurosaemon no Jyo Fujiwara Harumitsu A.D.1576
  • 種別:拵付短刀 Tanto and Mounting
  • 寸法:6寸4分半(19.3cm)
  • 時代:室町時代後期ー備前国(岡山県)
  • 価格:¥1,600,000

 室町時代後期、備前長船派の名工、十郎左衛門尉春光俗名入りの作品。
春光は末備前の刀工の一人で、同銘が数工おり、その中でも十郎左衛門の名が最も知られている。他には、左衛門尉、五郎左衛門尉、孫十郎等の俗名を冠する刀工達がおり、時代的に見ると文明から文禄までの長期にわたっている。日本刀の注文が最も膨大になった戦国期、数多くの日本刀が制作される中、本作の様に十郎左衛門等の俗名を冠した作品は、注文打の入念作であると知られ、鍛えの優れた優品が多く見られる。本作は地鉄、板目肌よく練れてつみ所々に杢を交え、地景細かく良く入り、刃文はのたれ刃、盛んに沸づいて金筋・砂流し激しく交え、帽子、先鋭く尖って返っている。匂口が非常に明るく、刃中の働きが豊富な様は、一見、筑州左文字か相州伝上工を思わせるような優品である。

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