古刀

相模国行光 朱銘 本阿弥光忠(花押)
Sagami no kuni Yukimitsu Shumei by Honami kouchu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別重要刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Juyo Token No.4

相模国行光 朱銘 本阿弥光忠(花押)  Sagami no kuni Yukimitsu Shumei by Honami kouchu
  • NO.651
  • 銘文:朱銘(行光) 本阿弥光忠 花押
  • Sign:Shumei (Yukimitsu) by Honami Kouchu (Seal)
  • 種別: 白鞘短刀 Tanto and Shirasaya
  • 寸法:9寸2分(28.1cm)反り0.2cm 元幅2.5cm 元重0.5cm
  • 時代:鎌倉時代ー相模国(神奈川県)
  • 価格:御売約 Sold Out


相州行光の本阿弥光忠、朱銘極めの作品。
行光は相州鍛冶の祖、新藤五国光の門人で正宗よりもやや先輩格とみられる。同作の在銘作は頗る希少で短刀に限られている。現在国宝1点、重要文化財4点が国の指定品となっている。
本作は生茎無銘の短刀に本阿弥光忠が朱銘にて相州行光と極めた貴重なる本阿弥家上代極めの相州伝の優品で、特別重要刀剣指定時にもその出来の良さを「相州貞宗に比べても作柄、出来は一段と優れ、到底貞宗の及ぶところではない」とまで讃えられた健全無比な相州伝の名品である。江戸時代初期における本阿弥家における相州極めの見識をうかがい知ることができ、在銘作を僅かにしか見られなくなってしまった現在、その資料的価値も頗る貴重な作品である。

 

 

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