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津軽藩主津軽伯爵家伝来 土屋押形所載品 尚光
Naomitsu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token

津軽藩主津軽伯爵家伝来 土屋押形所載品 尚光Naomitsu
  • 銘文:尚光(長船)
  • Sign:Naomitsu (Osafune)
  • 種別:白鞘脇差 Wakizashi and Shirasaya
  • 寸法:1尺6寸9分半(51.2cm)反り1.2cm 元幅2.7cm 先幅1.9cm元重0.6cm
  • 時代:室町時代前期ー備前国(岡山県)
  • 価格:御売約済み Sold Out

 南北朝時代から室町時代初期にかけて活躍した応永備前尚光の作品。
尚光は南北朝時代から室町時代初期にかけて備前国で活躍した刀工で応永備前の盛光や康光の先輩格と見られている。銘鑑によると尚光は南北朝時代の応安(1368)ころと室町時代初期、応永年紀の作品が残されており、本作は本間薫山氏の鞘書きに拠ると前者の応安頃の作と極められている。元幅に比べて先幅狭まり、刀身、茎共に短い応永備前の典型的な姿を見せつつ、地鉄、板目肌流れて柾がかり、杢肌を交えて所により綾杉状の景色をみせ、地景よく入り、刃文、匂出来の互の目乱れに複式互の目を交え、焼頭から刃先迄、筋状の金筋が激しく入り、足、葉の働きを交えて混然とした景色からは確かに時代の上がった一種相伝備前とも見える印象を受ける。地刃共に健全で出来に優れており流石伯爵家伝来の名刀である。
※津軽藩主津軽伯爵家伝来 土屋押形所載品
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