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備前国住長船清光作 □年八月日
Bizenkoku jyu Osafune Kiyomitsu saku

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣[N.B.T.H.K] Hozon Token

備前国住長船清光作 □年八月日Bizenkoku jyu Osafune Kiyomitsu saku
  • 銘文:備前国住長船清光作 □年八月日
  • Sign:Bizenkoku jyu Osafune Kiyomitsu saku
  • 種別:拵短刀 Tanto and Mounting
  • 寸法:6寸4分半(19.4cm)反り0.0cm元幅2.1cm 元重0.5cm
  • 時代:室町時代後期ー備前国(岡山県)
  • 価格:御売約済み Sold Out

 勝光と並び室町時代後期、備前鍛冶の双璧と称される清光の作品。
長船清光は勝光・忠光らと並び「末備前」と呼称される室町後期の備前鍛冶を代表する名工である。末備前中、清光を名乗る刀工は数多く、特にその中でも五郎左衛門尉・孫右衛門尉の両名が最上工として知られており、古来清光は末備前中、直刃の名手として定評がある。
 本作は清光の制作年紀が切られた生茎在銘の作品で、朽ち込んでいて判然としないが、僅かに残る鏨跡から永正20年(1551年)の作品と思われる。地鉄、板目流れて柾がかり所々に杢を交え、刃文、美しい小沸出来の直刃を焼き、帽子尖って返るなど、清光の得意とした典型的な作域を示している。附けたりの拵は幕末の金工、守屯孝則在銘の作品で、黒漆塗りに松竹蒔絵を加え、同図の金無垢目貫に環付胴金は梅樹を地透し銘が記された時代物の合口拵である。
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