刀剣界ニュース

大阪歴史博物館 「お守り刀展覧会」×「二次元 vs 日本刀展」が開幕

大阪では昨年に続き恒例となった「お守り刀展覧会」が、十一月一日から大阪歴史博物館で始まった。文部科学大臣賞を受賞した三上貞直刀匠の作品をはじめ、各刀匠入魂の一振が展示され、初日から多数の来場者で熱気あふれる展覧会となった。
 
前号で報告があったように、明珍宗裕刀匠や川﨑晶平刀匠、河内一平刀匠、月山貞伸刀匠ら次代を担う新進気鋭が上位に多数入賞したのは、同じ世代の小生としても大変うれしい。
 
また同時に「二次元vs日本刀展」が開催され、二本の刀を組み合わせて一体化させた作品など、新しい日本刀の姿が見られる面白い展観になっている。エヴァンゲリヲンの世界進出が話題になったが、こういう展開の仕方も新たな刀剣ファンを作っていくきっかけになればいいと思う。
 
そのほか、国広の重文、康継・輝広の重美など名刀も多数展示され、見所十分、充実の展覧会となっている。
 
大盛況の初日を終えた後、会場を変えて行われた懇親会では、職方や刀剣関係者らが集まり、最後には刀匠自作の小刀など豪華景品の当たる抽選会も行われ、刀剣ファンには満足の一日だった。
 
本展は十二月二十三日までの約二カ月間開催される。昨年は一月で一万五千人の来場者がいたらしい。今年は会期も長く、週末には刀匠による銘切りなどのイベントも多数行われる。楽しみも多いので、ぜひ一度ご覧ください
(美術刀剣岩本商店・岩本典久)

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