刀剣

和泉守藤原国貞
Izumi no kami Fujiwara Kunisada

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Juyo Token No.41

和泉守藤原国貞Izumi no kami Fujiwara Kunisada
  • No.677
  • 銘文:和泉守藤原国貞
  • Sign:Izumi no kami Fujiwara Kunisada
  • 種別:拵付刀 Katana and Mounting
  • 寸法:2尺2寸9分(69.45cm)反り1.5cm 元幅2.8cm 先幅1.9cm 元重0.7cm
  • 時代:江戸時代初期ー摂津国(大阪府)
  • 価格:御売約 Sold Out

江戸時代前期、摂津国を代表する名工、和泉守国貞の作品。
和泉守国貞は京都の堀川国広門下であり、後に大阪に移住、河内守国助と共に大阪新刀の基礎を作った名工である。また堀川一門中、彫物の名手としても知られており、まま特徴的な彫物の添えられた作品が存在する。元和九年に和泉守を受領し、晩年入道して道和と称したと伝え、慶安五年に六十三歳で没した。
本作は彼が国許に隠居願いを出したのち入道し、息子の井上真改に代作代銘をさせていたと言われる時期の草書銘(道和銘とも)の作品である。元幅に比べて先幅狭まり、反りの浅くついた優美な体配を示し、地鉄、板目に流れ肌が交じり、地沸が細かに厚くつき、地景の頻りに入った美しい鍛えに、刃文は親国貞の得意とする沸出来の互の目乱れに、殊に横手下で激しく乱れ、直焼出しが見られるなど同作の典型的な作風を示した優品であり、地刃に一段と力強さが見られる。なお草書銘の作品に「藤原」を冠した物は特に少なく資料的にも貴重である。
附たりの拵は江戸時代後期の制作とみられる肥後拵で朱石目地塗りの鞘に真鍮金具で波濤を描いた上手の作品である。

 

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