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荘司美濃兵衛藤原直胤(花押) 天保五年仲春 春日大明神
Shouji mino Bei Fujiwara Naotane A.D.1834 Kasuga Daimyoujin

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

荘司美濃兵衛藤原直胤(花押) 天保五年仲春 春日大明神Shouji mino Bei Fujiwara Naotane A.D.1834 Kasuga Daimyoujin
  • 銘文:荘司美濃兵衛藤原直胤(花押) 天保五年仲春 春日大明神
  • Sign:Shouji mino bei Fujiwara Naotane A.D.1834 Kasuga Daimyoujin
  • 種別:白鞘薙刀 Naginata and Shirasaya
  • 寸法:2尺1寸2分(64.2cm)反り1.2cm 元幅 3.0cm 元重 0.7cm
  • 時代:幕末期ー武蔵国(東京都)
  • 価格:御売約済み Sold Out

幕末の名門、水心子正秀一門の高弟、大慶直胤、薙刀の作品。
直胤は文政4年に筑前大掾を受領し、嘉永元年に上洛し美濃介に転じている。彼は若年の折に江戸に出て、水心子正秀の門に入り、後師と同様に秋元候に仕え、細川正義と共に水心子正秀門下の逸材となった。新々刀最上作。本作は直胤には珍しい薙刀の作例である。幅広寸延びで、重ねが厚く、先反りがつくが頭が張らず、姿の良い大柄な形状を示している。地鉄は板目肌流れて柾を交え、地景特に強く入り、地沸厚くつき、刃文はのたれ調に、小互の目、足・葉が入り、沸厚くつき、総体に砂流し、金筋が非常によく働き、彼の得意とする相州伝風の作域を表している。直胤の薙刀は希有であり、同工の作風の研究上重要な資料である。
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