公益財団法人　日本刀文化振興協会主催の刀職技術コンクールの入賞者が発表された。
今年も多くの出品者が揃い、文部科学大臣賞や経済産業大臣賞、日本刀文化振興協会会長賞、各種特別賞などの名誉を目指した。
現在の情勢下では出品作を確保する事にも苦労した方々も多いのではないかと思い、受賞の誉れに授かった作家をはじめ、出品した全ての作家達に賛辞を贈りたい。

受賞作を展示する「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」で現代刀職者達の腕によりをかけた最高峰の仕事を拝見するのが今から楽しみである。
○会　場:「坂城町　鉄の展示館」
〒389-0601 長野県埴科郡坂城町坂城6313-2
○会　期:令和4年6月11日(土)～8月28日（日）

なお本年は「第12回展」とは別に、国の重要文化財である「宝物殿」が令和3年に竣工100年を迎えた明治神宮で、令和4年、明治天皇ご生誕170年を迎えるにあたり、刀文協主催の特別展「現代刀剣作品展」も開催されるとのこと。
第12回展の入賞作品を展示すると共に、一般社団法人　日本甲冑武具保存会の協力を得て、甲冑を展示するとのことで、そちらも併せて期待したい。
特別展名称　　明治天皇ご生誕170年記念「現代刀剣作品展」（仮称）
会場「明治神宮　宝物殿」（国の重要文化財）
〒151-8557　東京都渋谷区代々木神園町1-1
会期　令和4年10月下旬～11月下旬（明治神宮と調整中）
PDFはこちら