刀剣界ニュース

熱田神宮で日本刀を製作中

熱田神宮で日本刀を製作中

毎年恒例となりました、御神前での刀剣鍛錬の技術奉納が熱田神宮にて行われています。本年の奉納刀匠は岡山県の森光秀氏です。本殿拝殿前で刀匠たちがふいごを設置して真っ赤に熱した玉鋼をリズム良く叩いていく姿を拝見して参りました。境内には鎚が鋼を叩く「カーン・カーン」という気持ちの良い音が響き渡っています。ちなみに三人の息がしっかり合っていると「トンテンカン」誰かが的を外して鉄床を叩くと「トンチンカン」と音がずれる事が「頓珍漢」の語源と言われています。10日は一般の方も槌で打つ貴重な体験が可能です。見事鋼を捉えることができるでしょうか。

日程 7/ 9:玉つぶし~折り返し鍛錬~火造り
7/10:素延べ~土置き~焼き入れ(日没後)
7/11:茎仕立て~銘切り~献納奉告祭

詳細は熱田神宮刀剣並技術奉納奉賛会Twitterまで
https://twitter.com/toukenhounou

宝物庫や草薙館でも名刀達が展示中です。
お近くの方はぜひお出かけください。

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