鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Tousougu
- NO.B226
- 作者:後藤顕乗正継
- Maker:Gotou Kenjo Masatsugu
- 時代:江戸時代 (1586-1663)
- 価格:御売約 Sold Out
後藤家七代目作と極められた目貫の特別保存刀装具指定作品。
顕乗は五代徳乗の次男で、天正十四年に生まれ、別家の理兵衛家を起し、理兵衛正継と名乗り、兄の栄乗が病死時、子の即乗が未だ年若なるによって宗家七代目を継承し、寛永四年に代を譲ると加賀の前田家に招聘され加賀後藤の礎を築いた。後藤家の中でも祐乗、光乗、顕乗の三人を後藤家三作の名人として称賛しており、特に加納夏雄は顕乗を後藤家中興の祖とし、武者彫刻においてその妙を極めると絶賛している。本作は一四代光守の折り紙が付帯した這龍図目貫で代金二十五枚と極められている。