鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣 [N.B.T.H.K] Hozon Token
- 銘文:備前国住長船七兵衛尉祐定作 承応元年二月日
- Sign:Bizenkoku jyu Osafune Shichibei no jyo Sukesada saku A.D.1652
- 種別:拵付脇差 Wakizashi and mounting
- 寸法:1尺7寸9分半(54.5cm)反り 1.8cm 元幅 2.8cm 先幅 1.8cm
- 時代:江戸中期ー備前国(岡山県)
- 価格:御売約済み Sold Out
七兵衛尉祐定は藤四郎祐定の嫡子で、永正の与三左衛門尉祐定を祖として5代目にあたるといい、彼の子に横山上野大掾祐定がある。新刀中上作。作風は古刀祐定の如く互の目丁字を焼くと伝えられ、本作も小沸出来に焼刃の高い腰開きの互の目を焼いており、一様に匂口締まり、働きの乏しい新刀備前伝のなか刃中細やかな働きを見せるなど、先祖の作風を良く伝えている同作中の寡作である。