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越前一乗住兼則 神祇五位大□ト部定澄
Echizen Ichijyo jyu Kanenori

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

越前一乗住兼則 神祇五位大□ト部定澄Echizen Ichijyo jyu Kanenori
  • 銘文:越前一乗住兼則 神祇五位大祐ト部定澄
  • Sign:Echizen Ichijyo jyu Kanenori Jingi goi urabe
  • 種別:拵付脇差 Wakizashi and Mounting
  • 寸法:1寸4分半(43.9cm)反り0.4cm 元幅3.3cm 元重0.6cm
  • 時代:桃山時代ー越前国(福井県)
  • 価格:御売約済み Sold Out

桃山時代、越前国で活躍した刀工、越前兼則の作品。
兼則は室町時代後期に美濃関で活躍し、後に越前一乗に移り住んで鍛刀した越前刀工で、銘鑑によると「慶長五年」紀の作品や「関ヶ原御陣作之」と所在地名を添えた作品が残されている事からその制作時期を窺い知る事が出来る。非常に珍しい事に、本作の茎裏には「神祇五位大祐ト部定澄」と神祇官の銘が添えられている。古代律令制での神祇官は、祭祀を司る官であり、現存する令集解より復元された養老令の職員令には太政官に先んじて筆頭に記載されるため、太政官よりも上位にあたる諸官の最上位とされたと考えられていた高位の役職である。長官は神祇伯従四位、次官は神祇副従五位(大副・少副)。中でも「卜部」を氏とする氏族は古代の祭祀貴族の一つで、卜占(ぼくせん)による吉凶判断を業としていた氏族である。日本刀学の常識としては二人の名が記された場合、合作刀か注文作の所持者名である事が多い、本作には名前以外の記載がない事からどういった理由かを確定する事はできないが、裏銘にこれだけ上位の高官の銘が刻まれている事から注文作と採る方が妥当ではないかと考える。身幅広く、ふくらのたっぷりとした豪壮な体配に、刃文、角張った丁字乱れに飛焼きを盛んに交えて皆焼風となり、地鉄、非常に精緻に積み、腰元に添えられた彫物は鹿かあるいは何かの神獣か、謎多き名刀である。拵も武田信寿作の牡丹獅子図の揃金具を用い、唐革を用いた変り塗り鞘、革鐔に金蒔絵を施し用いるなど、入念な仕立てを施した傑作で、内外共に特別な注文を窺わせる傑作である。※旧林原コレクションの1つ※
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