鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Tousougu

- NO.B278
- 銘:無銘 柳生
- 江戸時代
- 法量:縦:75.6mm 横76.1mm 厚:5mm
- 価格:御売約 Sold Out
- 笹野大行著 透鐔 所載品 No.201
柳生は、江戸時代に活躍した金工の一派で、柳生宗矩を祖とする剣術流派「柳生新陰流」と関わりの深い刀装具を制作したことで知られる。柳生派の金工は、実戦的な刀装と精神性を重視した作風を持ち、特に「柳生鍔」と呼ばれるものは、豪華な装飾を施した後藤派や京金工とは対照的に、実戦的で簡素な美しさを持つため、武士の精神性を表すものとして高く評価されている。柳生家が徳川将軍家の剣術指南役を務めたことから、柳生鐔は武士階級の間で特に人気があったようである。本作は円相の樋に、松を透かした「遠山松」といわれる構図で、一本一本の木にとらわれずに、山を遠くから見るように俯瞰してみるという兵法の教えを表したものといわれる。鉄鐔の名著、笹野大行著、透鐔の所載品である。






