鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀装具[N.B.T.H.K]Juyo Tousougu No.61

- NO.B284
- 銘:神吉楽寿
- Inscription:Kamiyoshi Rakuju
- 江戸時代後期
- 法量:縦:80mm 横:78mm 厚:5.1mm
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神吉家は林又八の流れであり、祖父が寿平の時、藩命によって入門し、細川家の抱え工となった。父の深信と共に楽寿は名工の誉れが高く、特に又七の再来といわれ、金象嵌は又七に迫るほどの技術を示し、また地金の鍛えも優れ、蟇肌という独特の変化を工夫、表現して成功している。神吉家は茎孔の上下に特殊の打込み鏨を用いているので、二代深信、三代楽寿の作鐔は無銘であってもその識別が可能である。
この鐔は四方に蕨手を透かした鐔で、ほぼ同図が又七の作にも存在する。よく錬れた地鉄には細かな凸凹がかった地叢が施されており雅趣あり、また随処に楽寿の得意とするところの金象嵌の葛菱文が配されている。又七に私淑した同工の作域がよく示された佳作である。








