刀装具

吉岡因幡介 葵紋三所物 徳川将軍家 牧野家 伝来品
Yoshioka Inabano suke From Tokugawa Family

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K] Tokubetu Hozon Tousougu

吉岡因幡介 葵紋三所物 徳川将軍家 牧野家 伝来品   Yoshioka Inabano suke From Tokugawa Family
  • NO.B125
  • 伝来:徳川将軍家伝来
  • History : Tokugawa Shogun Family
  • 作者 : 無銘(吉岡因幡介)
  • Maker :Mumei(Yoshioka Inabanosuke)
  • 江戸時代中期 17th Century
  • 価格:御売約 Sold Out

 徳川幕府の抱え金工として活躍した初代吉岡因幡介の徳川将軍家伝来品。
吉岡家は後藤家や安田家と並び、徳川幕府の抱え金工として百俵十人扶持を支給された名門で、初代重次が家康に召し出されてから、以後幕末の九代重貞に至るまで代々同家の抱え工として繁栄した。歴代で藤原姓を冠称し、二代から因幡介の官位を受領したが、上代の作品は幕府への納品のため全て無銘作である。本作は徳川将軍家伝来の作品で同家で保存されていた際の地板も残されている。資料によると慶長年間に家康公より下総関宿城主牧野家に下肢され、後、元禄八年に五代将軍綱吉の側用人を務めていた牧野備後守成貞が長船兼光の作に附し、再び献上されたとある。初代重次の傑作であり、上質な赤銅地に入念な彫技、金色絵を施し、かつ流石の保存状態を示した貴重な作品である。

 

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