刀装具

後藤法橋一乗 浦島図小柄
Gotou Houkyo Ichijo Design of Urasima Tarou

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K] Tokubetu Hozon Tousougu

後藤法橋一乗 浦島図小柄Gotou Houkyo Ichijo Design of Urasima Tarou
  • NO.B126
  • 作者 : 後藤法橋一乗
  • Maker : Gotou Houkyo Ichijo
  • 江戸時代後期 18th Century
  • 価格:御売約 Sold Out

江戸時代後期、後藤家最後の名工として名高い後藤一乗の作品。
後藤一乗は後藤家七郎右衛門家重乗の子として生まれ、9歳の時、八郎兵衛謙乗の養子となり、のち同家の家督を相続した。兄に是乗光熈、弟に久乗光覧がいる。はじめ光貨といい、ついで光行、さらに光代と名乗り、文政7年(1824年)34歳の時、光格天皇の御剣金具を製作した功により法橋の位を授かり一乗と号し、文久2年(1862年)には孝明天皇の御太刀金具を製作し法眼に叙せられた。明治9年86歳で歿している。本作は四分一地に金銀平象嵌で浦島図を表しているが、地の鍛えに、毛彫り、平象嵌と全てにおいて一乗の見事な技量を示した優品である。

 

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