刀剣

古千手院
Ko-Senjyuin

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別重要刀剣[N.B.T.H.K]Tokubetsu Juyo Token No.8

古千手院Ko-Senjyuin
  • No.745
  • 銘文:無銘(古千手院)
  • Sign:Mumei(Ko-Senjyuin)
  • 種別:太刀 Tachi
  • 寸法:2尺5寸4分(77.0cm)反り2.0cm 元幅 2.8cm 先幅 1.5cm 元重0.5cm
  • 時代:鎌倉時代ー大和国(奈良県)
  • 価格:¥ 17,000,000(JPY)

鎌倉時代、大和国で隆盛した千手院派、草創期の作と極められた特別重要刀剣指定作品。
千手院派は、大和五派の中で最も古く、銘鑑には、平安後期の行信・重弘を祖とする二流の系図を掲げているが現存するものは見ない。有銘の作では東京国立博物館の千手院の太刀が最古の作で鎌倉前期と思われる。正倉院に所蔵する刀剣のうち、切刃造の直刃の中には後世の鎬造の源流と思われるものがあるが、この太刀は初期鎬造の彎刀の形態を示しているように思われる。この太刀は鎬幅が広く、鎬が高く、茎で強く反りがつき、刀身はさほどの反りがなく直刀の名残を思わせ、鍛えは、板目肌が流れてよく練れ、刃文は細直刃に小模様のほつれ・打のけ・喰違刃などが交じり、ややうるみごころがあって総体に古様が認められ、大和風が強い。この太刀は初期日本刀の形態を研究する上に欠かすことのできない一口であり、鍛法についても同様である。

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