刀剣

志津 附 金梨地家紋散糸巻太刀拵 
Shizu with mounting Itomaki Tachi

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣[N.B.T.H.K] Jyuyo Token No.23

志津 附 金梨地家紋散糸巻太刀拵 Shizu with mounting Itomaki Tachi
  • No.A787
  • 銘文:無銘(志津)
  • Sign:Mumei (Shizu)
  • 種別:拵付刀 Katana and Mounting
  • 寸法:2尺2寸3分(67.7cm)反り1.4cm 元幅 2.9cm 先幅 2.0cm 元重0.7cm
  • 時代:南北朝時代ー美濃国(岐阜県)
  • 価格:¥10,000,000

南北朝時代、美濃伝の開祖、兼氏に極められた作品。
本作は大磨上無銘の刀で、志津と鑑せられている。志津とは元来は美濃の地名であるが、この地に大和より正宗の門人兼氏が来住して鍛刀したことから、地名を取って志津三郎兼氏と呼称しており、兼氏の別称となっている。兼氏は正宗十哲と称される刀工の中では最も正宗に近似の作域を示していることで知られており、本作も大磨上ながらなお反り深く、大切先の豪壮な体配に、刃文、総体に小沸出来の浅いのたれ刃に、所々激しく沸づき、二重、三重に輝く沸が煌めいて沸の叢消えを呈し、地鉄、小板目肌よくつみ、細かな地景を交え、地沸厚くついてよく潤い、一見すると正宗に見まごう優れた作風を示している。子細に見ると刃中の荒沸が地に僅かに零れる様子が見て取れる所を捉えての志津極めであろうか、総体に格調高い変化に溢れた見所が多い優品である。金梨地菊桐紋散蒔絵鞘糸巻太刀拵が付帯している。

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