刀装具

目貫 廉乗 鴻池家伝来
Menuki design of Three Lions Made by Renjyo

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Tosougu

目貫 廉乗 鴻池家伝来 Menuki design of Three Lions Made by Renjyo
  • NO.B155
  • 作者:後藤廉乗
  • Maker:Goto Renjyo
  • 時代:江戸時代 (1628-1708)
  • 価格:御売約 Sold Out
  • 伝来:鴻池家
  • 付 光孝折紙 
  • 鴻池家秘蔵特別展出品作

将軍家お抱え金工、後藤家十代目当主、廉乗光侶(1628-1708)の重要刀装具指定作品。
廉乗は八代即乗の四男で、寛永五年に生まれ、正保二年、十八歳で宗家の名乗りである四郎兵衛を襲名し名を光侶に改め、承応元年に二五歳で宗家十代目を相続した。後藤宗家は代々が京都に居住したが、寛文二年、廉乗の代になってはじめて江戸定府を命じられ移住し、以後十七代に至るまで江戸に居住している。天和三年、五十六歳の時、剃髪して廉乗と号し、宝永五年に没した。
本作は後藤宗家十三代延乗光孝が十代目廉乗の作品と極め三枚八両の折紙を附したもので、後藤家の伝統的図柄である三匹獅子を金無垢容彫で緻密に彫り上げた格調高い優品で、古くは鴻池家に伝来した一組である。


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