刀装具

武鑑透鐔 林重光
Tsuba design of Samurais heraldries
Made by Hayashi Shigemitsu

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Tousougu

武鑑透鐔  林重光Tsuba design of Samurais heraldries Made by Hayashi Shigemitsu
  • NO.B177
  • 作者:林重光
  • Maker:Hayashi Shigemitsu
  • 時代:江戸時代 (17世紀)
  • 価格:御売約 Sold Out

江戸時代隆盛を誇った肥後国林派の二代目、林重光の特別保存刀装具指定作品。
重光は藤平と称し、林又七が五十四歳のときの子で、父の跡をついで細川家に仕え、元禄、享保頃に活躍した金工である。肥後金工録によれば寛政七年(1667)年に生まれ、延享元年(1744)七十八歳で亡くなっている。その作風は「肥後金工録」に「概ね初代の掟に依るといえども、却って雅趣あり」と述べられているとおり、又七に比べるとやや全体に優しい感じが見てとれ、そこがまた重光の持ち味である。
本作は古来肥後鐔の代表的図案として知られる武鑑透と称される作である。同形、同図案は初代作の九曜桜文透(御紋透とも)重要文化財指定作などから始まり家紋の図案をやや変えつつも歴代が継承、制作している。九ツ木瓜形に各種家紋を透かした図案で家紋の並びと手法は過去に経眼した肥後金工大鑑所載の在銘品と全く同一であるが、九ツ木瓜(菊形とも)という形は過去に類例の経眼がなく非常に珍しいものである。「初代の掟に依るといえども至って雅趣あり」と評された重光の世界観を顕示した作で、肥後鐔特有の美しい紫錆の鉄色に柔らかな彫口が非常に心地よい名鐔である、



参考品 重光在銘品

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