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一枚桐透鐔 西垣勘四郎
Tsuba design of Paulownia
Made by Nishigaki Kanshiro

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具[N.B.T.H.K]Hozon Tousougu

一枚桐透鐔 西垣勘四郎Tsuba design of Paulownia Made by Nishigaki Kanshiro
  • NO.B175
  • 作者:西垣勘四郎
  • Maker:Nishigaki Kanshiro
  • 時代:江戸時代 (17世紀)
  • 価格:御売約 Sold Out

江戸時代隆盛を誇った肥後国西垣派の初祖、西垣勘四郎の保存刀装具指定作品。
勘四郎は慶長十八年(1613)豊前国中津で神官の子として生まれた。のちに平田彦三の門人となり、相伝を得て独立、細川家の抱え工となり同年代の林又七と共に活躍した巨匠である。本作は同作の得意とした一枚桐図透かしで、やや下膨れとして歪みを持たせた障泥菊花形に極細の毛彫を加え、ねっとりとして精良な地鉄の鍛えを見せるなど、同作の魅力をよく体現した作品で、鉄という硬質な素材を用いながらどこか柔らかみのある味わいに仕上げた名鐔である。

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