鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Tousougu
- NO.B180
- 銘文:野村正次造 安永七戌年南呂
- sign:Nomuta Msatsugu A.D.1778
- 時代:江戸時代 (18世紀)
- 価格:御売約 Sold Out
江戸時代、蜂須賀家の抱工として活躍した野村正次の特別保存刀装具指定作品。
野村正次は、代々阿波蜂須賀家の抱工として活躍し、阿波後藤と称された野村家の五代目である。
赤銅磨地に高彫で強風にたなびく竹林で身構える虎を金、銀、四分一、素銅などの各種色絵を用いて写実的に描き出している。平成30年の尚友会出品作であり、後に出版された橋本晴夫氏著「刀装具の鑑賞Ⅱ」にて紹介された同作中の傑作である。