刀剣

井上真改(菊紋)延宝六年八月日
Inoue Shinkai (Kiku Seal) A.D.1678

鑑定書内容:財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣[N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token

井上真改(菊紋)延宝六年八月日Inoue Shinkai (Kiku Seal) A.D.1678
  • No.694
  • 銘文:井上真改(菊紋)延宝六年八月日
  • Sign:Inoue Shinkai (Kiku Seal) A.D.1678 
  • 種別:白鞘刀 Katana 
  • 寸法:2尺3寸6分(70.8cm)反り1.1cm 元幅2.9cm 先幅2.1cm 元重0.7cm
  • 時代:江戸時代前期ー摂津国(大阪府)
  • 価格:どうぞお問い合わせください。

新刀西の横綱と称され新刀最高位の評価を与えられる井上真改の作品。
2代国貞、井上真改は初代和泉守国貞の次男で、初め父同様和泉守国貞と銘し、万治4年に朝廷より菊紋をきることを許され、寛文12年8月より真改と名を改めた。真改は父に勝る上手で、匂口の冴えた沸の美しさは新刀鍛冶中屈指であり、同国の津田越前守助広や新刀東の横綱、長曽祢乕徹と並びその技量を高く評価され、大阪正宗と称される程に至った。
本作は身幅尋常で元先に幅差がつき、中鋒が延びごころの整った姿を示し、地鉄、小板目肌が微細に良く詰み、地沸厚くつき、地景が微塵によく入り、刃文は浅いのたれに互の目交じり、一面に厚く沸がついて明るく冴え、総じて真改の技量の高さをよく示した優品である。同年作同年紀の作品が今ひとつ現存し、そちらは国の重要美術品に認定された同作中の傑作であるが、本作もほとんど同様の作域を示しつつもやや長寸で優れた出来口を示している。

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